ダルたん収穫祭2022が開催されました!

11月12日、「ダルたん収穫祭」が開催されました!

太陽がさんさんと降り注ぎ、すこし暑さを感じる一日だったものの、風はほとんどなく良いコンディションに恵まれました☀

3年ぶりの開催ということもあり、スタッフ一同、気合を入れて準備を進めていきます。

 

まずは受付の様子……

大野ダルマの大合唱やダルマガエル保全プロジェクトTシャツの販売ブース。

ロゴがとってもかわいいですね^^

 

さらに、お家で育てた自慢のフルーツたちも食べてほしそうに並んでいます。

 

脱穀体験に使う道具たちもセッティング完了です!

文字が右から左に書いてありますね、時代を感じます……!

 


そして、10時にはとうとうイベント開始です。
まずは、展示パネルを使って、参加者の皆さんにダルマガエルのことや保全活動・保護飼育の紹介をしました。

 

皆さん、真剣に「うんうん」とうなずきながらお話を聞いてくれて、嬉しいです^^

今回のお話で、ダルマガエルについて詳しくなれたかな?


続いて、稲刈り体験!

昔ながらの方法で、カマを使って稲を刈ります。


そして、みんなで頑張って刈った稲は、束ねて、稲架(はさ)掛けをします。

この過程で、お米を乾燥させています。

素敵な風景ですね~、個人的に好きな写真です。

稲刈りを頑張った成果!って感じがしませんか?

ちなみに、奥の方にある茶色くなった稲は、事前に刈って稲架掛けしたものです。

続いての脱穀体験からは、茶色いほうの稲を使っていきますよー

 

ということで、脱穀体験!

乾燥させた稲の穂先から籾(もみ)を落とす作業です。

これから紹介する農機具類は、足守のほうで福谷農家博物館をされている方にご協力賜りまして、お持ちいただいております。

とても貴重な体験をさせていただきました。こころより感謝申し上げます。

 

こちらは、千歯扱き(せんばこき)と呼ばれる、鉄の歯の隙間に稲の穂先を入れて引き抜くことで籾を落とす道具。

単純ですが、結構きれいに落ちるのでやってて気持ちがいい作業でした^^

 

こちらも脱穀に使う道具、足踏脱穀機(あしぶみだっこくき)。

足元の踏み板を踏むことで、手前にある円筒型の扱胴(こきどう)がぐるぐる回転します。

扱胴を回転させながら稲の穂先を当てることで、稲穂が扱胴にくっついている針金に引っかかって、脱穀できる仕組みですね。

この脱穀作業、見慣れない道具を使う上、落とした籾が勢いよくはじけ飛ぶので、すっごい楽しいです!

子どもたちはもちろん、大人の方たちも脱穀作業に夢中になってました♪

 

脱穀した籾には稲の葉や藁くずが混ざっているので、唐箕(とうみ)と呼ばれる道具を使ってそれらを取り除きます。

人力で風を作って、軽い稲の葉や藁くずは外へ飛んでいくように、重い籾は下に落ちるように、重さによって仕分けをしていきます。

 

仕分けた籾を使って、籾すり体験!

今回は、すり鉢&ソフトボールや空き瓶&すりこぎを使って行いました。

籾をすって、優しく息を吹きかけて籾がらを空に飛ばして、また籾をすって……

……と繰り返すと、玄米になります!

籾をテーブルに広げて、すりこぎでゴリゴリする新しい方法を見つけた子もいました。

イデアは無限大ですね!

 

一方、別エリアではしめ縄づくりが開催中!

稲わらを束ねて、水に浸して柔らかくして、ねじってねじって……

 

縄が完成したら、クリスマスリースのようにわっかにして、飾りつけをしていきます。

完成したものが、コチラ!
すごく可愛くて素敵な、唯一無二のリースが出来ました!

おうちの玄関を彩ってくれそうです♪

 

最後はリースと一緒に、「はい、チーズ☆」



いい思い出が作れましたね~^^

 

以上、収穫祭2022の様子はこんな感じでした。

来てくれた皆さん、ありがとうございました!

次回も、ぜひ来てくださいね。

 

スタッフの皆さんも、お疲れさまでした。