今日、ダルマガエルの保全イベント「ダルマガエル保全大作戦」を開催しました。
田植えやカエルのモニタリングを中心に、保護地であることを示す看板の設置を行いました。
また、地元の子供達にスケッチしてもらった生き物の絵で、看板に彩りを添える予定です。
田植えは、20人くらいでおよそ1時間かけて手で植えました。
最後のほうには、みんな疲れて、「昔の人はもっと広い田んぼをよう手で植たもんじゃなあ」といった感想が聞かれました。
カエルのほうは、こちらも20人くらいがタモ網を持って溝の中をすくい、カエルやオタマジャクシ、コオイムシ、メダカなどを採集しました。
数をカウントすると、ダルマガエルの成体が290頭もいました。
ダルマガエルの幼生もたくさんいました。
40分くらいの短い時間、しかも狭い範囲で、こんなに観察されたのは、ダルマガエルがよく繁殖してたくさん生息できていることを示す結果といえます。
今日植えた稲は、秋に収穫し、イベント「田んぼ祭り」としてみんなで試食する予定です。
今後もこの田んぼを中心に、大野地域のダルマガエルや農村環境の保全について啓蒙していきたいと思っていますので、ご協力よろしくお願いします。