「サイトⅡ完成!」1021-1022_重点保護⑩
重点保護・里親リーダーのキジトラです😺/。
ダルたん「重点保護サイトⅡ」がについに完成しました🐸/。
計画、説明、設計、声掛け、経過報告、材料調達、9回の施工、(9/3、9/16、9/23、9/30、10/7、10/9、10/15,10/21,10/22)を経て、完成目標としていた越冬まで(10月中)に完成させることができました。ご協力して頂いた皆さん、ありがとうございまし🐸/。
10/21,22の仕上作業では、畦板の固定、作土の盛土、刈草のすき込みを行いました。
また、防鳥ネットの設置や、越冬に向け、表面に刈り草や藁(わら)を敷きました。
そして、我が家で最後に上陸した17匹と岡西公民館で育てた6匹の幼体をサイトⅠとサイトⅡに分散して放流しました。
朝晩、冷え込むようになり、草が枯れ、エサの虫たちも少なくなり、ダルマたちはそろそろ、越冬に入っています。
昼間は、暖かいので、まだ、エサを捕る子もいると思います。コオロギやダンゴムシ、ミミズ🦗🪳🪱などを差し入れしてあげてください😺/。
この20年で「開発」、「人の働きかけの縮小」、「移入種」、「気候変動」、「営農の変化」が加速し、水田生態系の悪化とともにダルマガエル(特に岡山種族)は姿を消しています。
成熟個体がほとんどいない大野に至っては「絶滅寸前である」と言わざる得ません。
今年の里親活動では、308匹の幼体を育て大野の田んぼに放流しました。しかし、生態系が悪化した現在の田んぼでは、繁殖するまで生き延びる個体は数%でしょう。
今回整備した「重点保護サイト」は、放流した個体の生存率を上げ、繁殖へ導き、世代を繋げるための施設です。今後もモニタリングや維持管理は欠かせません😺/。
しかし、この保護サイトを運営するサポーターは見つかっていません。
越冬明けの来春(4月)から一緒に保護サイトのモニタリングや管理、飼育活動をサポートしてくれるサポーターを募集します🐸/🐸/。コメントをお待ちしています🐸/。
「開発や人の働きかけが失われた田んぼでは、ダルマガエルは救えません。」
ご協力、よろしくお願いします🐸/。