「冬じたく」_重点保護⑪

重点保護・里親リーダーのキジトラです😺/。

「重点保護サイトⅡ」で冬眠に向けた「冬じたく」を行ったので報告します。ダルマガエルは10℃を下回ると地中へ潜りはじめます(経験値)。11月初旬の温かい日中は地上に出てエサを捕ることもありますが、11月中旬にもなると「冬ごもり」です🐸/。

  

11.4(土)は日中23℃と暖かく、放流した幼体たちもまだ活動中。ミミズを掘って与えました。\🐸🐸🐸🐸🐸🐸/しっかりと食べて冬眠に備えて欲しいです😺。「冬じたく」は以下の点に気を付けました。

①耕運機で傷つけられないように(個体🐸の取り上げ)

②やわらかい土⛏️づくり(ダルマが潜る深さ20cmまでは枯草やもみ殻のすき込み)

③凍結や乾燥の抑制、エサ生物の育成(表面を枯草で覆い、エサ生物🪳🪱を投入)

 

サイト内はこれで「冬眠」しやすい環境が整ったと思います。サイトに放流した子ガエルたちよ「来春には、また元気な姿を見せて下さい😺/。」

今年は4月からサイトⅠ、サイトⅡ併せて20回のモニタリングや整備、管理を行いました。また「里親」活動も並行して行いました。ご協力いただいた方、本当にありがとうございました😺/。

開発や営農・環境の変化、外敵などの影響を受け、この10年で大野のダルマガエルは絶滅寸前になりました。個体は数えるほどです🐸。

「里親活動」と「重点保護サイト管理」は大野のダルマガエルの世代を繋ぎ、生存率を上げる重要なプロジェクトです。「運営サポーターを作ることが来年の課題」です...😿。