ちょっと順番が前後しますが、今日はこちらのお話を。
6月23日から開催していた「カエルをかんがえる展」が今日終了しました。
孤軍奮闘で企画された伊藤さん、たいへんお疲れ様でした。
そして、無事、収穫を得て終われましたこと、おめでとうございます!
かえるの会の方など、協力し合った皆様も、たいへんお疲れ様でした。
「NHKのニュースを見た」、「新聞を見た」、といって来られた方もいらしたそうで。
(7月3日だったかな?山陽新聞の地域ニュースに掲載されていました)
また、展示を見て、プロジェクトへの入会登録をしていただいた方もいました。
今回のかえる展がその大きな一歩になったと、振り返って言えるのではないでしょうか?
さて、ところで、話は田んぼに移ります。
野殿の保全水田では、29日に畦作りをして、30日に水が入りました。
中畦によって溜められた水が、次の水入りである本日7月5日まで、はたして残ってくれるのだろうか?
という疑問がありました。
水は、残っていました。
まあ、結構雨が降ったから、というのもあると思います。
今日の昼には、再び水が入って、この状態です。
このまま稲だけ育ってくれれば…
ですが、稲の周辺ではイネ科の雑草もすくすくと育っています。
やはり簡単にはいかないので、みんなで田んぼつくりをしていかないといけません。
変わって、日吉町のダルマ生息水田です。
こちらは引っ越し後ダルマガエルが生息を続けていますが、幼生はあまりたくさん確認されません。
今日は5匹ほどそれらしき幼生を確認しました。
ここにはトノサマガエルもいて、実は、よほど大きく成長した幼生でない限り、私には判別が難しいです。
とりあえず、ダルマが繁殖したことがフィフティ×2の可能性で確認できたといえるでしょう。
今年も多くの田んぼで、こうしたちびナマズが見られています。
あの大きなナマズも、最初は田んぼで、カエルのオタマジャクシと競いながら大きくなっていると考えると、おもしろいですね。
そしてこちらは、野殿。
保全水田の北200mほどにある、去年繁殖が確認された水田です。
ここでも、ダルマガエルの幼生が見られました。
ここはトノサマよりダルマのほうが圧倒的に多いので、この幼生はダルマでいいと思います。
このサイズで足も生え始めています。
今年はどこどこで繁殖しているか、また、中干しをどのように乗り越えているのか、注目していきます。