カエルと草刈り

昨日、保全水田の草刈りをしました。
 
今回は集まりが悪そうな予感…と思っていましたが、私と河本さんのほかにも3名が来て下さいました。
ありがたいことです。
 
 
さて、除草は、主にはイネの間の草を。
 
アメリカミズキンバイ(ヒレタゴボウ)が一部にはびこっていたので、抜いたり、鎌で刈ったりしました。
 
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またこの写真の中に河本さんが隠れていますが、分かりますか?
 
 
草刈りをしていると、多く見かけるカエルは、ヌマガエルとツチガエルの幼体(今年生まれの個体)でした。
ダルマガエルも、イネの間にいました。
 
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ちなみに右下にいるのはジャンボタニシ(正式にはスクミリンゴガイ)です。
 
意外なことに、ダルマガエルを引っ越しした当初から、溝を作って2年くらいは、ほとんどいませんでした。
隣の田んぼにはいたのですが。
 
しかしさすがにここ3年くらいは、多くなっています。
とくに、田んぼにちゃんと湛水出来るようになってから、激増です。
 
昨年はヌートリアを紹介しましたが、外来種の問題は、いろんな地域で大きくなっていますね。
 
スクミリンゴガイなんかは、いくらでも増える上に有効な駆除の方法がないので、困ったものです。
 
テーマと逸れてしまうので、この話はここまでで。
 
 
 
さて、小一時間ほどで、イネの収穫のためにはこの時点では十分だと思われる除草ができました。
 
一段落したところで、10/8と10/27の引っ越し作業のことを考え、田んぼをぶらぶら歩いてみました。
 
 
すると、やっぱり草が多い、、、ですね。
 
田んぼの周り、とくに溝の周辺が気になりました。
 
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さっきのダルマの子ガエルを思い出して下さい。
 
こんな状態では、カエルが見えにくくて捕まえられませんね。
 
 
引っ越し作戦では、可能な限り多くのカエルを捕まえ、移動させないといけないのに、このままでは何頭とれることやら…
ひどい結果になりかねないと思いました。
 
 
ということで、急遽、溝の草刈りを始めた次第です。
 
みなさんに協力してもらって、少しすすめました。
 
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たぶん、この状態の方がカエルがたくさん捕れると思います。
 
みなさん、お疲れ様でした!
 
 
これからも、時間を見つけて作業していかないといけません。
 
もしブログをご覧になったメンバーで可能な方がいたら、協力をおねがいします。