ダルマガエルの引っ越し

またまたお久しぶりとなってしまいました。
 
 
野殿の保全田んぼでは、相変わらず雑草と格闘を続けています。
 
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写真では奥のほうで、河本さんが草刈りをしてくれています。
 
その甲斐があって、イネを作付している周りのエリアは、現在大まかにですが草刈りが済んだ状態です。
 
イネのほうは順調に出穂期を迎えました。
 
今度はイネの間の草刈り(草抜き)を予定しています。
 
 
 
 
さて、今日は、大事なお知らせをします。
 
 
2006年に700頭以上のダルマガエルを引っ越しさせ、これまでに環境整備とイベント活動を続けてきた、この保全水田が、大型店舗の建設でなくなることになりそうです。
 
まだ最終決定はしていません。
 
しかし、開発されるとなれば、早ければ来年の春には田んぼが造成されてしまうという状況です。
 
 
そのため、突然のことになりますが、保全水田をはじめ、建設予定の水田にいるダルマガエルらを引っ越しさせるよう計画しています。
 
 
以前からその準備をしていて、実は、引っ越し先もほぼ調整済みです。
 
同じ野殿の休耕田と通常の耕作水田を予定しています。
 
そのうち、メインの引っ越し先にと考えている休耕田を紹介します。
 
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ここは、野殿の水田地帯の北の端で、JR吉備線沿いに位置しています。
 
保全水田へのダルマガエルの引っ越し後、最近になって生息がかなり増えている箇所で、生息環境としては十分だと思われます。
 
ずっと休耕されていていた圃場で、土地の持ち主さんには、快くカエルの引っ越しや水田の管理の承諾までいただきました。
 
 
 
カエルの引っ越しについては、少なくとも2回を予定しています。
 
これから秋が深まってきますが、寒くなってカエルの動きが鈍る前に1回。
 
そして、現在イネが植わっているので、イネ刈りの終わった後に1回。
 
1回目を、10月8日(月)(祝日)、
 
2回目を、10月27日(土)に行います。
 
 
2回目は、イネ刈りも同じ日に行う予定です。
 
この日はカエルを捕まえるエリアがかなり広くなるので、ボランティアを募って、イベント「ダルマガエル引っ越し作戦」として開催します。
 
景品も用意していただく予定です。
 
 
イベントのチラシを、近々作ります。
 
時間や準備するものなど、詳しくはチラシとともにお知らせします。
 
 
突然のお知らせとなってしまい、すみません。
 
プロジェクトメンバーの皆様、またそのお知り合いや、たまたまこのブログを見られた皆さん、よろしければ都合をつけていただき、1頭でも多くのカエルを避難させられるよう、ご協力ください。
 
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