残りのカエルの引っ越し

先日アナウンスした通り、保全水田に残されたカエルの引っ越しをしました。
 
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伊藤さんと2人で、小1時間ほどダルマガエルを採集しました。
 
ダルマガエルやトノサマガエルは、先日多くの個体を捕まえ引っ越しさせたばかりですが、まだ少なからず残っているだろうと思っています。
 
ですが、普通に歩いただけではほとんど見られませんでした。
 
やはり大分引っ越しさせたためでしょうか。
あるいは、もう気温が低くなっているので、多くが冬眠に入っているのかもしれません。
 
ツチガエルとアマガエルは、いくらか見られました。
 
 
それでは、ということで、溝のまわりに潜んでいるカエルを探しました。
 
溝の周りには、溝を作ったときに彫り上げた泥が畦のように盛られていて、その隙間などにダルマガエルが潜んでいます。
 
また溝の水際には、自然に掘れたりしてできた穴がたくさんあります。
 
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私は、そんな穴などで、4,5個体捕りました。
 
除くとカエルの顔が見えたり、手を突っ込むとカエルを触った感触があったりしました。
面白かったです。
 
 
そんなこんなで、2人で12頭が捕まえられました。
 
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Lサイズのカエルばっかりです。
 
気温が低くて動くカエルが見つけにくいため、カエルがいそうな場所を探すと、大型個体に出会う確率がたかいようです。
 
よく分かりませんが、小さいカエルは、ちょっとした隙間などに隠れられるので、人の目線では見つけにくいのではないのでしょうか。
 
 
捕まえたカエルは、これからの活動のメインであり繁殖のコアとして整備する予定の、休耕田に放しました。
 
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お、この穴は入りやすそうだ・・・
と思ってみているのでしょうか?
 
休耕田を歩くと、この前引っ越しさせたカエルがまたいくつか飛び出してきました。
 
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なんとか、うまく冬を越してほしいものです。
 
また春にたくさん繁殖してもらうために。
 
 
 
なお、ダルマガエルの一部は、大野小学校のふれあいの会での展示用にキープさせてもらいました。
 
そのふれあいの会には、今日参加してきました。
 
楽しい、充実した時間が持てました。
 
ちょっといま写真がそろわないので、ふれあいの会についてはまた後日報告しようと思います。