今日も田んぼで

草刈りをしました。
 
イメージ 1
 
 
保護田んぼで2人と、旧保護田んぼで2人。
 
あと、遅ればせながら馳せ参じてくれたものの、日が暮れて残念! な方が1名。
 
それと、様子見に来た親子が1組。
いや、いちおう草を刈る気で来たようですが、こちらも日暮れのため残念。
 
 
なにせ、日が暮れるのが早いんです。
 
今日も夕方5時過ぎから始めましたが、1時間作業するのがやっとでした。
 
 
 
ですが、草の量はだいぶ少なかったので、余裕をもって作業ができました。
 
田んぼで目に付いたものをいくつか。
 
 
○今日も水が入っていました(9月20日←5と10の日)。
 
イメージ 2
 
いままで把握したことがありません、水路の堰上げはいつまでやるんでしょう。
 
9月いっぱいくらいでしょうか?
 
 
 
○稲穂は、だいぶ頭を垂れてきました。
 
イメージ 3
 
 
ですが、よく見ると実(籾)が白かったり黒かったりするものが、少なくありません。
 
保護田んぼでは、除草剤は使っても殺虫剤は使っていないので、収量が下がるのはしょうがないのでしょうか?
 
岡山全体では、今年の作況はいかがなもんでしょう。
 
今年はイネの育ちがいいだけに、つい欲が出て収量が気になってしまいます。
 
 
 
○草を抜いていると、ドヨウオニグモが何匹か見られました。
 
イメージ 4
 
 
ゲッ、クモ…!
 
と思われるかも知れませんが、ドヨウオニグモは田んぼに代表的なクモです。
 
このクモがいるのをみると、「田んぼらしいなあ」と私なんかは思ってしまいます。
(変ですか?)
 
ヨコバイなどの害虫も食べるので、人の利害観から言えば「益虫」(クモですが)になります。
 
殺虫剤には弱いはずなので、保護田んぼは住みやすいほうだと思います。
 
普段はこんな円網を張って、虫を捕まえています。
(上の写真のクモは、私が網を壊しちゃいました。ごめんなさい)
 
イメージ 5
 
 
 
○続いて、クビキリギス
 
イメージ 6
 
 
草食だと思っていましたが、ネットで見ると肉食もすると書いてありました。
 
こいつはアゴが大きく鋭くて、噛まれるとけっこう痛いハズです。
(何度も捕まえたことがありますが、見るからに痛そうなアゴに注意してきたおかげで、私は噛まれたことがありません)
 
首切り ・ ギス(キリギリスの仲間)が名前の由来で、噛んだら首が切れても放さない、という言われによるとされます。
 
成虫で越冬します。
5月頃に家の周りの草むらで、「ギィーーーーー」と鳴いているのは、これの仲間です。
 
 
 
○足下を飛び跳ねるカエルはヌマガエルばかりですが、ダルマも見つけました。
 
イメージ 7
 
 
3cm無いくらいで、今年生まれのカエルです。
 
貴重な、次世代カエルですね。
 
 
 
○これが増えていて心配です。
 
イメージ 8
 
 
 
ジャンボタニシの正式な和名は、スクミリンゴガイと言います。
 
外来生物法において、要注意外来生物に指定されています。
 
カエルのため、イネのため、田んぼにはできるだけ水をためておきたいのですが、そうすると、こいつが増える、というジレンマがあります。
 
すでに、繁殖しまくっていて、小さな貝が無数におり、保護田んぼには万単位でいるんではないでしょうか…
 
来年のイネへの被害が大きくならないといいのですが。
 
 
 
最後は、外来生物で終わってしまいましたね…
 
 
近々、旧保護田んぼの引っ越し作戦についてお知らせしたいと思います。