今日は、ほどよい曇り空でした。
保全プロジェクトメンバーへの呼びかけに応じ、20人もの協力が得られました。
中には久々に拝見する顔もあり、うれしかったです。
田んぼつくりの詳細については田んぼチームの人に任せるとして、私からは全体の様子をお知らせします。
まず、朝9時に集合できた数人で、溝にカエルの卵が無いか、探してみました。
岡山理科大学の生き物好きな学生は、さすがに興味津々で探しています。
意外と、あっさり見つかりました。
ダルマガエルの卵塊です。たぶん。
こんな卵塊が一所に4つほどありました。
そして違う水たまりには、ヌマガエル?と思われる小卵塊が3つ4つ。
ダルマ?よりは、卵の一粒一粒が小さいです。
最初の卵塊がダルマガエルとすれば、今シーズンは幸先の良いスタートですね。
周りの田んぼも、代掻きをしていたり、水気が増していて、昼間でもダルマガエルとトノサマガエルが鳴いていました。
さて、田んぼの泥作業。
まず、去年、一昨年と作成済みの溝を、再度掘り下げます。
そんなに深い溝ではないので、毎年掘り下げないと、すぐに埋もれてしまいます。
お子さん連れご家族も駆けつけてくれています。
お子さんは、幼稚園年長さんだそうで。
作業よりも、カエル採りに夢中でした。
9時過ぎからお昼まで、ずっと探してました。
「この集中力を他に向けて欲しいもんだわ」とはお母さんの弁。
まあ楽しんでもらえれば、何よりです。
休憩時間には、カエルの種類をレクチャー。
田んぼの中という本物の場所で、自分で捕まえた生き物を学ぶというのは、中々できない経験だと思います。
何よりです。
続いて、メインとなる田植えゾーンの畦&溝つくり。
20人全員で、掘って、盛って、また掘って…
子供たちも手伝ってくれました。
畦は、横歩きで踏んでかためて…
畦の横面は、長靴で踏んだり、鍬や鋤簾でたたいたり…
完成です。
けっこう、ごっついのができました。
みんなが協力した成果です。
何よりです!
既存の溝も、リニューアルできました。
早速、再出現した溝の周りでダルマガエルの鳴き声がありました。
午前中で終わるかな、どうかなあ、と思っていましたが、人数が多かったおかげで、予想以上に早く、立派な仕上がりになりました。
みなさん、お疲れ様でした。
ありがとうございました!