ダルたん環境づくり

岡山も梅雨に入りました。
 
今日はいちにち雨が降って寒い日でしたね。
 
 
ダルたんの環境作りをする日曜日は、晴れて暑くなりそうです。
 
 
まえにも書いたように、6/7(日)は朝9時くらいを目処に、田んぼに着いた人から順次始めていきたいと思います。
 
ダルたんに直接集まってもらいたいと思います。
 
イベントの時みたいに、消防署の隣の駐車場は使えませんので、ご注意を。
 
自動車で来られる場合は、いくらか停めるスペースがあります。
 
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作業することは、ダルマガエルがより住みよいように環境を整えること。
 
・溝を深くする
・田んぼから水が漏れそうな穴をふさぐ
・鳥除けロープを張る
 
などを予定します。
 
 
 
今日のダルたんを見てみましょう。
 
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田ん活部と、いつも懇意にしてくださるNさんの力により、
田植えを予定する範囲はトラクターで耕されました。
 
 
そして、見てください。
 
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立派な溝が作られました。
 
先日と今日の雨で、十分に水が溜まっています。
 
 
これ、人力で掘ったんですよ。
 
これだけしっかり深さがあって、かつ横に適度に隙間のある盛り土があれば、繁殖したり親ガエルが隠れたりするのに十分役立つのではないでしょうか。
 
ダルたんに引っ越しする前の、ダルマガエルがたくさん繁殖できた旧保護田んぼの溝を彷彿とさせるものがあり、期待してしまいます。
 
 
 
で、7日も溝掘りをします。
 
が、こんなたいへんな溝を作るわけではありません。
 
 
2年前から掘ってある溝、
 
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こちらは昨年作った溝、
 
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これらが浅くなり、草が生えてきているので、できる範囲で掘り下げて深場を作ってやりたいのです。
 
いまからしばらくは雨が降ったり、溝から水が入ったりして、水が涸れる心配はありません。
 
しかし中干しの時期には、このままだと間違いなく干上がってしまうでしょう。
 
中干しで干上がる時期には、まだ多くのオタマジャクシが水の中にいます。
 
 
できるだけ多くのカエルが親になれるように、溝の手入れが必要というわけです。
 
 
 
そして、水が漏れそうな穴をふさぐこと。
 
田んぼに水が入ってすぐにカエルたちは産卵をはじめます。
 
せっかく産卵しても、田んぼに水がたまった状態を維持できないと、やはり干上がって死んでしまいます。
 
また、水がたまっていれば、イネの生育を阻害する雑草も抑えることができます。
 
 
とにかく、田んぼには水を絶やさないことが重要です!
 
 
 
つぎに、鳥除け。
 
本来ならば、イネが茂っていたり、適度に雑草が茂っていたり、地面の穴や空隙があったりすることで、ダルマガエルはカラスやサギなどの天敵から身を守ることができます。
 
今のダルたんには、これらが十分にあると言えるのかどうか、実際のところはよく分かりません。
 
ダルマガエルがいろんな田んぼでたくさん繁殖しているのなら、心配はいらないのですが、何せ去年、一昨年とダルたんではあまり繁殖していない状況です。
 
 
少しでも多くのカエルが生き延びるように、今は思いつく対策をできるだけやっておきたいと思います。
 
 
 
 
アメリカザリガニはオタマジャクシの捕食者であり、ジャンボタニシはイネをはじめダルマガエルの住処となる植物を食べます。
 
何より彼らは外来種です。
 
一生懸命生きている彼らには申し訳ないのですが、ダルたんにいるものは駆除させてもらいます。
 
 
 
あと、お米も炊き出します。
 
自慢の「大野ダルマの大合唱」を炊いて準備します。
 
作業が終わったら、手を綺麗にして、ラップで握って食べましょう。
 
青空の下で。
 
 
 
みなさんのご協力をお待ちしています!