台風の夜

ちょっと、面白いなと思った観察をお話します。
メモ程度の内容です。


大型の台風10号が通過した8月15日の夜、顔面に暴風雨を受けながら自転車で帰宅中、田んぼでカエルがたくさん鳴いていました。

7月後半以降はカエルの鳴き声はほぼ途絶えていたので、久しぶりの鳴き声です。

大野で唯一、ダルマガエルの元々の生息地が残されている水田では、ダルマガエル5個体程度の鳴き声が聞こえました。
カエルは同時に5匹も鳴くと、けっこうな合唱に聞こえます。


この辺りでのカエルの産卵時期は6月。
お盆も過ぎようとするこの時期、メインの産卵時期はとっくに終わっています。

実はダルマガエルは産卵期間が長く、中干し後にも産卵する個体がいると言われます。

この日にはたして産卵まで行ったかどうか分かりませんが、貴重な合唱を聞くことができました。

また、アマガエルやツチガエルもたくさん鳴いていて、面白い現象だと思いました。
彼らも産卵するんですかね?


ちなみに、今年の大野地域の水田の中干しは、7/25から8/10でした。

7/25に水路が堰上げされて田んぼに水が入った後は、2週間ほど水を入れない状態が続きました。

8/10に水が入れられて、中干し終了です。


そういえば、久しぶりに水が入った日は、これもとっくに産卵時期が終わっているはずのナマズが、田んぼに進入しようと集まってきてました。

彼らも、産卵するんですかねぇ??