田んぼのようす

田植え後1ヶ月近くたちます。
 
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ダルマガエル保全田んぼでの、イネと雑草の戦いについて、以前ふれました。
 
その後どうなっているかというと・・・
 
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雑草に打ち勝ち、ふんばっています!
 
がんばって水をためたことで、除草剤も効き、雑草を抑えてイネが生育しています。
といっても、周りの田んぼと比べたら、稲株はまだまだ小さいですが。
 
水が減ってきていたので、今日も水を入れました。
 
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そろそろ中干しに入る時期です。
次の25日は、水路の堰上げをしないかも知れません。
 
 
 
ところで、西の二つ隣の水田は、中干しを進めているようです。
水をためていません。
 
ただし、田面に小さな溝をきっています。
 
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別の地域で聞いた話ですが、この溝きりが最近のトレンド(?)らしいです。
 
溝に水を集めて排水することで、田面を素早く乾かす(干す)ことができます。
そしていざ水を入れたいときには、溝をつたって素早く水が行き渡ります。
すなわち、間断湛水を素早く行える、というものらしいのです。
 
田んぼの生き物とくにカエルの幼生などにとって、田んぼが乾くことは、好ましくありません。
写真のように、水が残っていればいいのでしょうが、この水がいつまであるかは、分かりません。
 
水が継続的に残れば、水の生き物にとって住みやすい田んぼ、
水が残らなければ、素早く涸れてしまう住みにくい田んぼ。
 
どっちに作用するのかはわかりません。
地下水位の高い大野地区であれば、涸れにくい気はしますが・・・これから夏の晴天が続くとさすがに乾くでしょうか。
これについても、要チェックですね。
 
その溝に、やはり生き物が集まっていました。
 
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ダルマガエルと、見えるでしょうか、水の中には幼生がいます。
たぶん、ヌマガエルがほとんどで、ダルマっぽいのも1つ見えます。
 
 
 
さらに西となりの田んぼでも、水がなくなっていました。
溝はなく、端のわずかに水が残ったところに、オタマジャクシや魚の稚魚が残っていました。
 
ナマズも。
 
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ずいぶん大きくなってますね!
 
 
P.S.
今年生まれのダルマガエル、どんどん上陸し、陸地で見かける個体数が増えてきています。
 
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少し成長の早いトノサマガエル兄弟、と、その奥に大人(?)のダルマガエル
 
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