以前書いたとおり、7月19日(金)に第2回の合同草刈りを行います。
草刈り&ミニ観察会 2
7月19日(金) 18:00~ 保護田んぼにて
今の時期の草の伸びようはすごいですね。
10日あまり前に草刈りをしたばかりですが、すでに、刈る前よりも草が多くなっています…!
いま現在の写真がなくてすみません。
上は、11日の状況です。
問題なのは、イネの間に生えてきた草です。
写真の中で、田んぼの手前側に、ちょびちょび草があるのが分かると思います。
昨日16日に保護田んぼを見たのですが、これと比べものにならないくらい草が増え、大きくなっていました。
前回の草刈りの時は、イネ間の草はまだ小さくて目立たなかったので、ほとんど抜かなかったんです…
それが今や…
あっという間のできごとした。
なので、今度の草刈りでは、イネの間の除草が最優先になると思います。
ちなみに、前回、草を根から抜いたところ、クワで根ごと土をひっくり返して草を埋め込んだところでは、あまり伸びていません。
草がまだ芽だしの状態だったので何もしてないところ、草の葉だけを刈ったところで、著しく伸びています。
さらにちなみに、田植え後に一度、除草剤を使いました。
除草効果を得るためには、3日くらい水が溜まった状態をキープする必要があるらしいです。
したがって、水の溜まりやすい南の水路側では草がほとんどなく、地面がやや高くなっていて土が露出しやすい北の線路側では、草がたくさん生えました。
なお、使用した除草剤は、「ザーク」という毒性の高くないポピュラーな商品です。
除草剤のカエルへの毒性は、あまり調べられたものが見つからず、実際の影響のほどは把握していません。
とにかく人力による除草には限界を感じているため、恐る恐る使い始めている状況です。
実際の田んぼでは、ほ場ごとに(耕作者ごとに)管理の方法が異なるので、農薬とカエルの生息との関係を把握するのは、大変なことです。
ただ大雑把に見ると、ダルマガエル生息地を含む多くの田んぼでは、普通に農薬が使われているにも関わらず、たくさんのカエルが生き続けているのも事実だろうと思います。
保護田んぼでも、カエルの成体や幼生、メダカやフナなどは普通に生活しており、除草剤を使ったことで死体がたくさん浮くようなことは、まだ発生していません。
さて、話が長くなりましたが、本題の草刈・ミニ観察会について。
草刈り機を使わない地道な作業なので、少しでも人手が欲しいところです。
そしてそのあと、カエルのミニ観察会ができらたと思います。
(前回は、不発に終わりました)
参加して下さる方があれば、みなさんの要望に合わせた内容にしたいと思います。
例えば注目の一つは、新しい溝でダルマガエルがうまく繁殖できているか。
また、過去の他の引っ越し先や、引っ越ししてから増えたところ、あるいは元々の生息地の状況なども紹介できます。
ダルマガエルの姿や鳴き声の識別がまだ分からない人は、しっかりと覚えて帰りましょう。
いろいろと知る、良い機会になると思います。
現地に直接集合、自動車の場合は駐車できる場所を案内します
用意するもの:よごれ着、タオル、長靴やよごれて良いアクアシューズなど、あれば鎌や軍手、タモ網
週末のお忙しい時間かも知れませんが、一人でも多くのご協力を、お待ちしています!!