ダルマガエル引っ越し作戦2013

ダルマガエル引っ越し作戦、無事開催できました!
 
雨は見事に上がりましたが、思ったより晴れてくれず、ちょっと寒い天気でした。
 
前日の大雨と今日の天気で、参加をあきらめた人もおられたろうとは思います。
 
しかし、それでも、午前と午後、スタッフ含め、100人くらいの皆さんが参加してくださいました!
 
 
 
受付会場は、岡山市西消防署とストックヤードの敷地内。
(いつもご協力ありがとうございます)
 
今回は、開会までの時間に座って休んだり絵をかいてもらってできるよう、休憩スペースを設けました。
 
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地元の大野小学校の子たちがいち早く駆けつけてくれました。
 
 
 
受付時、みなさんに、今日のダルマガエルの捕獲数の予想をしてもらいました。
 
少ない人は10頭、多い人は866頭。
 
イレギュラー(?)なところでは、90万以上(!)と書いちゃったお子さんも。
 
 
 
10時の開会あいさつとイベント内容の説明後、さっそく、旧保護田んぼに移動して、カエル捕獲作業開始です。
 
 
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一部には水たまりも多く、田んぼはびしょびしょでした。
 
でも、田んぼ全面が水たまりになっているのでは、と心配していたので、そこまで悪い状況でなかったのは幸いです。
 
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ひろい田んぼに広がり、1時間あまり、ひたすらカエルを探してもらいました。
 
 
 
しかし、今日は、カエルを見つけにくかった!
 
気温が低くて、カエルの動きが悪かったこと、
 
草が多すぎて、カエルが隠れているのが分かりにくかったこと、
 
田んぼ全体が濡れていたので、環境にメリハリがなく、カエルのいそうな場所の目星がつけにくかったことなどが、その理由と思います。
 
 
そしておそらく、冬眠のために潜ってしまったカエルも多かったと思います。
 
その証拠に、
本来多いはずの大きな個体が少なく、
(小さなカエルほど遅くまで活動する傾向にあります)
 
夏場にあれだけ鳴き声が聞こえたトノサマガエルが3頭しか捕れなかった、
(なぜか、トノサマガエルのほうが冬眠に潜るのが早いようです)
 
という状況がありました。
 
 
稲刈りの後でないと全面的な捕獲作業はできないので、これは、しょうがないことではあります。
 
まだ、完全に冬眠に入ってはいないようでしたが。
 
 
本来カエルが集まっているはずの溝まわりも、今日はいまいちでしたね。
 
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溝には、メダカと、アメリカザリガニと、ガムシ類がたくさん。
 
カエルそっちのけで、ザリガニばかり捕っている子もいました。
 
・・・うちの子ですが・・
 
 
別のお友達も、大きなザリガニゲット!
持って帰ったのかな?
 
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そのほか、シマヘビ、ハツカネズミなども見つかったようです。
 
 
 
 
去年の株から、勝手に生えてきたイネ。
 
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この付近には割とダルマガエルは多かったです。
 
ちなみに、このイネも最後に収穫しました。
 
 
 
 
さて、ダルマガエルの捕獲状況は・・・
 
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ぼちぼちですかな・・・
 
午前中で、79頭でした。
 
 
写真の真ん中の、大きいのは、トノサマガエル。
 
でも背中線が薄く、なんとなくずんぐりしているので、ひょっとするとダルマガエルとのハイブリッドかもしれません。
 
ダルサマガエル?
 
 
ダルマガエルとトノサマガエルは交雑(異種間で繁殖すること)が可能で、交雑した個体には繁殖能力がないとされています。
 
 
 
 
そして、集まったカエルを、計測。
 
子供たちにも手伝ってもらいました。
 
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このときに苦労するのが、アマガエル。
 
壁を上るので、ふたが必要であり、数えようとふたを開けると、次々と逃げていきます。
 
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アマガエルが逃げないよう、見張り役に、子どもたちにが活躍してくれました。
 
 
 
そんなこんなもありつつ、ここで、午前の部いったん終了です。
 
イマイチなコンディションの中、みなさん頑張ってカエルを捕まえてくださいました。
 
楽しんでもらえたでしょうか?
 
ありがとうございました!
 
 
 
後半戦は、また次回にアップしたいと思います。
 
しばらくは、引っ越し作戦ネタで引っ張らせてもらいます。
 
 
ダルマガエル捕獲結果は、次回報告で。