さあ、だいぶ引っ張ってきましたが、午後の部、引っ越し作戦の様子をお伝えします。
午後はすっかり雨の心配もなく、むしろ晴れ間も出てきました。
ある程度予想された通り、午後のほうが多くの人に参加してもらえました。
ちなみに参加人数については、その後詳しく集計しました。
結果、午前71人、午後101人。
両方参加の重複を差し引いた合計参加人数は、147人でした。
朝方の危うい天気にもかかわらず、こんなにも参加してくれたことは、すごい、の一語です。
いや、すごい!うれしい!感謝!の三語ですね。
さて、旧保護田んぼでの捕獲の様子を。
だいぶ雑草が伸びて、探しにくくはありました。
それでも、ダルマガエルはよく見つかりました。
けっこう捕れるんですよね。
それだけたくさんいるということでしょう。
溝にはまだ、幼生は僅かでした。
水が涸れ気味だったことが多く、こんなにまともに溜まったのはついこの前なので、また産卵し直し、といった状況です。
その証拠に、あちこちでカエルの卵が見られました。
この写真は、トノサマガエルの卵塊と判断しました。
ダルマガエルのと似ていますが、固まりが大きく、ゼリー状の物質が粘り強くしっかりしていました。
トノサマガエルは、いま夜行くと鳴き声が多く聞こえます。
去年も、晩夏に見えるカエルの幼体は、ダルマよりトノサマが多いほどでした。
でもたくさんいるはずなのに、引っ越し作戦のときにはちょっとしか捕れません。
おそらく隠れるのも逃げるのも非常に素早いためだろうと思います。
カエル以外でも、シマヘビが2本も捕まえられてました。
また、カルガモの巣と卵も見つかりました。
以前にも、ほぼ同じ場所で見つかったことがあります。
カルガモは継続して同じ場所で営巣する習性があるのかも知れません。
(あとで調べてみよう)
さて、カエルに戻ります。
いつもの引っ越し作戦と同じように、カエルを捕まえたらレジ袋に入れて、ある程度集まったら、コンテナに移す。
その繰り返しです。
カエルがどんどん集まります。
ダルマガエルについては数とサイズを、その他のカエルは数だけを記録します。
サイズについては、S(3cm未満),M(3~4cm),L(4cm以上)の3段階。
今回は、伊藤さんがナイスな道具をこしらえてきてくださいました。