4日にダルたんの溝畦つくりをしました。
曇り空で、ちょうど暑くも寒くもない、力仕事にはよい条件でした。
集まったのはメンバー9人ほど。
事前にトラクターで耕したところを、クワやスコップで掘って溝を作りました。
また堀った土を横に盛り、畦を作りました。
この溝はしっかりとした畦とセットになっています。
畦の右隣では、今年イネを植える予定になっています。
溝はほかに2本。
もともと田んぼの半分ほどにあったのを全体に伸ばしたものと、埋まりかけていた溝を掘りなおしたもの。
これらの溝は、これからのかんがい期の間、安定した水域となりダルマガエルなどカエルが繁殖する場所になります。
成体にとっても、いざという時に飛び込んで天敵から逃れられます。
とくにダルマガエルは、こうした水辺で多くの時間を過ごします。
また盛り上げた土は、成体が潜って隠れたり越冬できる環境としても役立ちます。
そして今回は、サトイモの栽培にも挑戦。
サトイモは湿り気の高い土壌で育つので、ダルたんでの栽培に適しています。
土に肥料を含め、親いもを置いて、土を盛っていきます。
うまく育てば、収穫祭の時にはお米と一緒にサトイモも食べられると思います。
ちょうど雨が本降りになるころ、作業も終了しました。
しかし久々の田んぼ作業には疲れました。
作業後には、炊飯器に炊いて持ってきていたダルたん米を食べました。
昨年収穫したお米がたくさんあります。
雨を避けてバイパスの高架下の道端になりましたが、机をひろげ、ラップに巻いておにぎりに。
これから、17日までに水を入れて、掻きをします。
そして18日に田植え。
これから、田んぼとカエルの季節が本格スタートします。