報告 ダルたん田植え祭り2017

6月18日、とってもよい天気のもと、田植え祭りができました。

今年の参加人数は、なんと 126人!(スタッフ含む)
過去最多かも。

地元の大野学区の方だけでもおよそ30人ほど来ていただきました。

そのうえ、メンバーの伝手(つて)で外部の媒体にも宣伝してくださったようで、その効果が大きかったようです。

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田ん活部からダルたんのお話や田植えの説明があったあと、一列になって田んぼに突入!

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ところが、人数が多すぎて、小さなダルたんの田植えエリアには全員が入りきれず…!

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どーですか、壮観でしょう、この人数。

これでも全体の半分強です。

残りの半分弱のみなさんには、しばらくのあいだ待機していただかざるを得ませんでした。


それでも、希望されたみなさんにはしっかり田んぼに入っていただき、田植えを体験してもらえました。

田植えしてる写真を何枚かアップします。

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田植えがすんで、汚れた手足は、とりあえず水路や川で洗う。

農村作業の基本です。
(写真は別の日の田ん活部ですが、イベント当日もたくさんの親子が行水してました)

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そのあとは、生き物観察。

田ん活部が、2日前からダルたんや水路で生き物を採り集めていました。


水田の農村生態系の代表的な環境として、

・田んぼ(稲を植えるところ)
・田んぼの溝
・用排水路

の3つをクローズアップし、参加者の皆さんにそれぞれの環境と特有の生き物について説明しました。


田んぼは、カエルをはじめとした田面で繁殖する生き物について。

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カエルの成体と、その子供であるオタマジャクシ、その他にも田んぼに水が入ると湧くようにでてくるホウネンエビなど。

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田んぼの溝では、増えて困っている外来種アメリカザリガニジャンボタニシなどについて。

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そして水路では、田んぼと水路とのつながり。

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こんな大きな幹線水路から、田んぼにつながる小さな水路を経て、田んぼまで水がつながっています。

小さな水路には、メダカやドジョウがいっぱいいて、田んぼに上がって産卵することなど学んでもらえました。

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水路のボスは、このお方でしょう。

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50cm級のナマズでございます。

このナマズも、田植え時期に田んぼにのぼってきて産卵する代表的な魚です。


水路ではカメもたくさん。

ミシシッピアカミミガメクサガメのタッチ水槽も人気でした。

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最後に、まとめのコーナー。

田ん活部の岡山理大生にはプレゼン初体験の子もいかたかもしれませんが、ちゃんと伝えられたでしょうか?

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生き物観察が終わると、ダルたんの催しは終わり。

最初の集合場所へ戻ります。

テントの下で、「大野ダルマの大合唱」 をおにぎりにして食べました。

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4升炊いていたのですが、全然足りませんでした…。

おみやとして準備していた大合唱のポン菓子も、同じく。

120人オーバーは、ちょっと想定以上でした。

ちょっとしか食べられなかった人、運悪くありつけなかった人、ごめんなさい。



でも今回の田植えは、地元の人にも、初めてきてくれた人にも、多くの皆さんに田植えと田んぼの生き物を体験してもらえて、とてもよかったと思います。

とくに地元の方には、「大野のたから」 であるダルマガエルとその保全田んぼをよく理解してもらえたのではないでしょうか。


みなさんありがとうございました。
お疲れ様でした。

秋の稲刈りもみんなでやりましょう!