10月12日は中止になった稲刈りイベントの3日前、この日もいつ雨が降ってもおかしくないような曇天でした。
この前の書き込み内容と前後した出来事になりますが、大野幼稚園の稲刈り体験がありました。
年長組さん31名だったかな?
6月に田植えに来てくれた園児たちです。
自分たちで植えた苗がこんなに大きくなったんだよー、という先生のお話のあと、稲刈りのやり方などを説明。
そして、私たちや園児たちがよくお世話になっている、ご近所のNさんが、実演。
Nさんは割と硬派なおじさんで目立つことを嫌う感じの方なんですが、
「Nさんは稲刈りがすっごい早いんですよ~、ほら!」
みたいな感じの幼稚園の先生のいきなりのフリに、しぶしぶ刈っとられました。
普段の仲の良さがうかがえる、面白い光景でした。
園児たちは、先生やサポートのお母さんなど大人といっしょに刈りました。
5,6才児の力では、ノコギリみたいに何度も引きながらでやっと刈れる感じです。
中には力のある子、上手な子がいて、すぐにコツをつかんで一刀のもとに刈っていました。
刈った稲はある程度集めてから、束にして 「はさがけ」 にしました。
後日、残りの稲を刈ったときに、全てコンバインに通して脱穀しました。
その後は、カエルとり。
素手で好きなようにカエルをとって集めてもらいました。
やっぱり子供は生き物が好き。
自分からはなかなか触れない子も、探し回るのは楽しそうでした。
集まったカエルは、ダルマガエル、ヌマガエル、ツチガエル、アマガエル。
ダルマガエルは25個体。
短い時間に園児が捕まえた割には、まずまずの数がとれたと思います。
この後カエルの種類の見分け方、カエルの生活などについて話をさせてもらいました。
質問コーナーでは、受け付けきれないほどの手があがりました。
こうした体験を通して、少しでも田んぼやカエルの保全に興味を持ってもらえたらと思います。
とくに小さな子供はあまり抵抗なく自然や生き物に接することができるので、幼稚園のうちにこうした体験をしておくことは有意義ではないでしょうか。
実際、このときの園児の一人は、2日後に行った刈りとカエル調査にもファミリーで手伝いに来てくれました。
これからもダルたんに来て欲しいですね。
最後に集合写真。
刈ったどーー!!