「子ガエルの旅立ち」R5.0830_里親報告その⑤

令和5年8月30日(水)

重点保護・飼育リーダーのキジトラ😺/です。

「里親活動」報告です。

里親活動は大野学区に生息するダルマガエルの「世代を繋ぐ」活動です。

6月下旬から10組の里親の皆さんでオタマジャクシを飼育しています。

下の写真は、8月18日の地元中学生の里親、Yさんの水槽です。

        卵からふ化して約2か月後に上陸した幼体(8月中旬)

  

    卵(6月中旬)   → 幼生(7月初旬)→    幼体(7月下旬)

Yさんはとても上手に育てました。

上陸した子ガエルには、生きた昆虫などのエサが必要です。そのため、お母さんがペットショップでコオロギを買って与えてくれたそうです。

おかげで子ガエルたちは元気に育ち、Yさんの水槽は「宝石箱✨」のように輝いていました。正に「大野の宝!・・・田んぼのエメラルド」です!

Yさん、お母さんありがとうございました🐸/。

清心女子高校でもたくさんのオタマジャクシを育てました。

 

8/8には岡山環境教育ミーティングで上陸した子ガエルを展示し、参加者にダルマガエル保全について説明しました😺/。

 

清心女子高校の里親の生徒さん、そしてK先生、ありがとうございました🐸/。

里親の皆さんのおかげで、8月中旬までに上陸した子ガエルは、200匹を超え、昨年の数を大きく上回りました。

名残惜しいですが、これらの子ガエルたち🐸は大野の田んぼに放流です。

自然下でエサが捕れるか? 外敵に食べられないか? 色々と心配ですが・・・

  

 沢山エサを食べて大きく育って、11月からの越冬に備えて欲しいですね。

そして、来年の6月には、繁殖に参加して「大野の世代を繋いでくれること」を心から願います。

これからも、私たちにできること、頑張ってやっていきましょう😺/。

次回は、幼体を育てている里親さんについて報告しますので、お楽しみに🐸/。