今日、新しい保全水田の溝や畦つくりをしました。
(また日付は変わってしまいましたが)
田んぼはその後、藤沢さんに耕起していただき、準備よし、となっていました。
東側(左の端)に、ダルマガエルに配慮して耕起しない場所を残してもらいました。
そして今日の午前中、メンバーやその知り合いの有志が集まり、クワやスコップを使って、溝や畦を作りました。
溝をつくる目的は、ダルマガエルの繁殖を助けるためです。
溝の中でたくさん産卵し、中干しされる周りの水田よりもはるかに効率的に変態・上陸ができ、かつ成体の多くが集まり隠れ場所としてもよく機能していたと考えられます。
というわけで、新しい田んぼでも、溝つくりは必ず必要になります。
また、畦は、稲栽培をするため、田んぼの中をエリア分けするのに必要となります。
新しい田んぼでも、これまでのように、プロジェクトの手でお米つくりをすることになりました。
プロジェクトの手で、とはいっても、代掻きなど藤沢さんにおんぶにだっこです。
いつもありがとうございます。
プロジェクトのイベントは、田植え、稲刈り、収穫祭など、お米つくりが基本になっていますよね。
田んぼの持ち主や藤沢さんなど、いろんな方々のご協力のおかげで、これからもそうしたイベントが継続できそうです。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の作業の様子をお伝えします。
集まってくれたのは、10人ほど。
やることは、
掘って、
掘って、、
出てきたダルマ
ちょっと、休憩して、
また掘って、、、
ひたすら掘って、、、、
という感じです。
掘った土は、積み上げて、踏んで叩いて、畦にします。
また溝の中は、部分的に深いところを作りました。
中干し期にも水が涸れない場所を残すためです。
なんとか午前中に、ノルマの溝2本の創出と、米つくりエリアを分ける畦作りが完成しました。
写真の右から、米つくりエリア、畦+溝、中央草地エリア、畦+溝、非耕起エリア(去年作った溝が残る)です。
作業終了後、お疲れ様! 作ったどー! の記念撮影。
せっかくの写真が、ちょっとピンぼけでした・・・
さて、あとは、実際に水が入ってから、うまく水が残るか、またカエルが繁殖してくれるのか、様子を見ることになります。
必要に応じて、畦から水が漏れないように畦塗りをしたり、さらに溝を掘ったりしないといけないでしょう。
楽しみですが、心配でもあります。
おまけですが、近くで、代掻きをしている田んぼがありました。