たいへん長らくご無沙汰をしていました。
今まで、怠けていて、ほんとうに申し訳ありません。
今年も、ぼちぼち活動を開始します。
暑いですね。
暑いですが、まだ、岡山平野では代掻きすら始まっていません。
せっかく起き出しているダルマガエルも、カラカラに乾いた田んぼで、ヒマを持てあましていそうな感じでしょうか?
今のうちにたくさん餌を食べて、繁殖時期に備えているのかもしれません。
さてこのダルマガエルがいるのは、今年から活動を始める野殿西町の田んぼです。
思い出してください。
去年の秋、140人以上の人が集まってくれたおかげて、890頭ものダルマガエルを引っ越しさせまることができました。
移動先の3箇所のうち、もっとも多くのダルマを放し、カエルのための環境整備やイベントを行い、メンバーの聖地となるのがこの田んぼです。
とても理解ある地主の方のおかげで、保全プロジェクトで管理をさせてもらえるようになっています。
いまは、「移動先1」などと無味乾燥な呼び方をしたりしていますが、何か良いネーミングがあればつけたいと思います…
さて、今年の活動スケジュールを大まかに決めています。
まず、6月2日(日)に田んぼの整備を行います。
いまは写真の通り草が茂っていますが、これを近日中に一部を残してトラクターをかけていただきます。
その上で、「稲作エリア」 「溝エリア」 「現状維持エリア」 とに分けます。
6月2日の当日は、そのエリア分けと溝掘り作業を行う予定です。
これは、結構な労力が必要となります。
時間:午前中(こられる時間に来てください。8時には誰かいます)
場所:移動先1の田んぼ
駐車場:あまり無いですが、現地の空きスペースに少し停められます。近くのお店にも駐車可能かどうか聞いてみます。
準備物:地面を掘れるクワ等(あれば。プロジェクトでも準備します)、帽子、長靴、飲み物等
どうぞよろしくお願いします。
田んぼの整備ができたら、今年も田植えイベントを行います!
開催日は6月23日または30日を候補にしていて、近々決定します。
どちらでも来られますか?
田植えがあれば、稲刈りもあります。
収穫したお米は、今年も収穫祭の形で消費できればと思っています。
また、秋には、昨年までの保全水田の再引っ越しも予定しています。
田んぼの開発が延び延びになっているためです。
引っ越し作戦の後でも、結構ダルマガエルが見えたので、まだ少なからず残っているのだと思います。
冬眠前の10月中に行うよう考えています。
以上、だらだらとした書き方になってしまいすみません。
最後に、こちらの田んぼを。
移動先2です。
こちらは、理解の得られた田んぼにカエルを放したのみで、管理についてはこれまで通り、請負耕作の藤沢農産さんが米を作付けされます。
ただ、去年試験的に作った田んぼ内の溝を、藤沢さんが機械で形を整えてくださいました。
田んぼが中干しされても、この中は水がためられるようになるはずです。
とてもありがたいですね。
この田んぼでのカエルの生息状況もついても調査し、こうした田面内の溝がどのくらいカエルの生息に意味があるのか、確かめたいと思っています。
では、今年も、よろしくお願いします!