大野小「地域ふれあいの会」

地元の大野小学校の秋のお祭り 「地域ふれあいの会」 に参加してきました。

大野小学区の町内会、PTA、幼稚園、中学のブラスバンド、クラブなどが集まり、ステージ発表、バザー、屋台などが行われます。


プロジェクトからは、ステージ発表と屋台に参加しました。

このお祭りへの参加は恒例行事となっており、今年で6年連続になります。


ステージ発表は今年も田ん活部が担当。

岡山理科大学生のNくんがプレゼンターを務めてくれました。

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ちなみに今年も発表の順番は大野幼稚園の前をゲット。

狙い通り、子供を近くで見るために早めに陣取った、多くの家族連れのお客さんの前で発表することができました。

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今回の発表ではプレゼンの資料作りから当日の発表まで、K本部長が本腰を入れて監修し自らも発表に加わりました。

地元のみなさんにダルマガエル保全の現状と積極的な協力を訴える、聴衆の意識までしっかりと届くような内容だったと思います。

ナイスでしたよ!



駐車場に設営された屋台は地元の方々でにぎわいました。

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プロジェクトの屋台。

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 ◇「大野ダルマの大合唱」 の試食PR

 ◇生きたダルマガエルの展示

 ◇プラバン作り

今年もこの3本立てです。


お米の試食PRでは、岡山大学生が協力してくれました。

岡大では、地域振興を目的の一つとしたマーケティングのあり方について、実際の現場に入って学び、研究するといった講義があるようです。

当プロジェクトの活動を伝え聞いた担当教諭が、岡山の生き物ブランド米である「大野ダルマの大合唱」のマーケティングをテーマの一つに挙げられたところ、それを選択してくれた学生がいたそうです。

その4人が、活動を体験するために馳せ参じてくれました。

総合学習で 「大野のキラリ☆」 を調べる大野小3年生のグループがいますが、それと似た状況ですね。


いずれの取り組みにしても、大野の内外でプロジェクトの活動を認知し、もっと知ろう、みずからの研究に役立てよう、という動きがあるのは、たいへんありがたい状況です。


彼らには、新米の大野ダルマの大合唱の試食を配りながら、お米の説明をしたり、チラシを配ったり、アンケートをとったりしていただきました。

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おいしい新米は、昼前に試食用の一升がなくなる売れ行き。

試食された方は、チラシに見覚えがあるなどすでにこのお米の存在をご存知の方も多く、

ここで買えないのか?

という声もありました。

お米のほうも、認知度が上がってきているようです。

ちなみに一応注文表を用意しておいたところ、若干1名のご予約をいただきました。


今回の活動参加が、彼らの講義の成果に活かせると良いですね。



続いてプラバン作り、今年も盛況でした。

うちの屋台には常に数人以上の子供たちが詰めかけていました。

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おもちゃ作りのような屋台は付近になく、プラバンは無料なので、子供たちには魅力的なのでしょう。


去年も説明したかも知れませんが、プラバン作りはこんな感じ。

適当な大きさのプラスチックのシートに、油性マジックで絵を描きます。

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デザインの題材はプロジェクトのロゴなど。

自由に描きたい子もいたでしょうが…、いちおう保全活動の一環なので…

こうして少しでも保全プロジェクトを子供たちに覚えてもらえたら、と思います。


絵が描けたら、好きな形に切って、パンチでヒモを通す穴を開けて、トースターでチン!

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トースターの中でプラスチクが縮んでいく様子が面白いようです。


取り出したら平らにしながら冷やします。

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完成品はこんな感じ。

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ぺらぺらだったプラスチックのシートが、熱を加えることで手頃な大きさのナイスなペンダントになります。

絵もそのまんま。

材料は100均で手にはいるので、みなさんも試してみては?


今回はなんと、およそ80個(≒80人)も作ってもらいました。

最後の方は、材料のプラシートが無くなり、やむなく切れ端を使ったほどです。
(できあがりはミニミニサイズでした)

みんなの作品を写真に残しました。

収穫祭のときに掲示して、参加者にお気に入りを投票してもらうコンテストを開きたいと思います。




さて順番が前後しましたが、カエルの展示。

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直射日光がカエルによくなさそう、ということで、日よけを設置。

日よけの段ボールをポップにすることで、一石二鳥のアイデアです。

めくると、カエルが見られます。

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いつもながら、生きたカエルの集客力は抜群です。

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お祭りが終わりに近づいても、カエルの前には子供たちがいて、なかなか片づけに掛かれないほどでした。

プラバンも同様でしたね。


カエルに集まる子供たちの声を聞いて気づいたのは、

ダルたん経験者が多いということ。

大野幼稚園児が7年くらい前から毎年田植えや稲刈りに来てくれていることを考えると、なるほど頷けることかも知れません。

もちろん、イベントに参加されたことのある子供も少なくないです。

もはや、歴史を感じますね…

こうした地道な活動の継続が、例えば大野小の総合学習授業でダルマガエルが調べられるようになったことなどに、つながったと言えるでしょう。



今年もふれあいの会に参加して、こうした小さな収穫がいろいろと得られました。

プロジェクトメンバーの入会者も一名おられました。


今回も大成功!

ということで、みなさん、お疲れ様でした!!