10月9日のこと。
(更新をサボっててごめんなさい)
大野小学校の3年生児童が、ダルたんに来られました。
総合学習授業「大野のきらり」として、地域の “宝” であるダルマガエルのことを学ぶためです。
昨年までは、1,2グループの数名がイベントに参加するなどして学習していたのですが、今年は、担当の先生の熱いご意向で、なんと3年生の全員が、授業時間にダルたんに!
人数にして80人以上です!!
児童たちには、ダルたんで生き物採集をしてもらい、そのあとダルマガエルの保全状況や田んぼの生き物のお話をすることにしました。
3つのクラスごとに分かれて採集しれもらおうと思ってたんですが、入り乱れてわちゃわちゃに・・・w
まあ、案の定という感じですかねw
最初は、「田んぼ~?泥きたない~」とか「カエル触れない~」という子もちらほらいたんですが、始まってしまうと、結局みんな田んぼの生き物体験を楽しんでました。
先生も、子供たちの楽しそうな姿と田んぼに順応する様は、狙い通りあるいはそれ以上の収穫だったようです。
ところで、ダルマガエル。
その前の10月5日のダルたん調査隊では、たったの1個体した見つかりませんでした。
この日はどうだったかというと、、、
2個体見つかりました。
大型の♀と、やや小型の♂♀不明の個体。
少し増えましたが、やなり少ない・・・!
今後への不安は募るばかり。
さて、そのほかのカエルは、ヌマガエルがたくさん捕れ、ツチガエルも少々。
でも、例年よりは少ないような。
そしてアマガエルは、なんとゼロ!
アマガエルも絶滅危惧種? なんて、冗談にならない冗談を言いながら集計しました。
そのほかには、メダカ
フナ
外来種のアメリカザリガニとスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)など。
水生昆虫もけっこういました。
これらを集計したらこんな感じ。
いちおうクラスごとに色を分けて、採集した数を貼ってもらいました。
付箋ではなく直接書き込んであるのは、10月5日の記録です。
最後に、ダルマガエルの特徴、生態、保全の経緯などをお話ししました。
そして、いまこんなに減っているという現状も。
メッセージを送りました。
今日学んだことを、よく理解して、周りの人たちに教えてあげてね。それがダルマガエルを守ることにつながるよ…。
みんな、ちゃんと学習できたかな?
何かを感じとって帰ってもらえたらうれしいです。
学習発表会が楽しみですね。