新年あけましておめでとうございます!
2020年も当プロジェクトをよろしくお願い致します。
さて、冬の恒例行事となった「PITタグ調査」を、昨年の12月22日に行いましたので、ご報告します。
ダルマガエルの皮下に小さな標識カプセル(PITタグ)を埋め込み、冬に探知機で探すことで、どのような場所に潜って冬を越しているのかを調べています。(もうご存知ですね!)
12月となれば、元気に跳ね回っている子もいなくなり、土の中に潜り始めます。
探知機を使い、土の中のダルマガエルを探します。
ピピっと探知機が反応し、慎重に掘り出すと・・・
こんな感じで出てきます!
潜っている深さは、地面からお尻までの長さです。
なので、この子の潜っている深さは7cmということになります!
下の子のように、地表にベタッと張り付いてじっとしている子もいました。潜らなくて寒くないのですかね?
といった具合に調査を進め、生きている個体を8個体確認できました。
このうち2個体は目が完全に閉じており、本格的に越冬モードに入り始めているようでした。
また、溝の底など、雨が降ったら水がたまりやすいような場所では見つかりませんでした。
溺れてしまうのか?ザリガニに食べられやすいのか?・・・いろいろな想像が浮かびます。
次回のPITタグ調査は、1月の後半あたりで行う予定です。(たぶん・・・)
一番寒い時に、ダルマガエルはどのような状態で過ごしているのでしょうか?
お楽しみに!