どうも、ダル研部部長のNです。
初めてブログを書きます。
ダルたん収穫祭に続き、11月23~24日に 「日本爬虫両棲類学会 第58回岡山大会」 に参加してきました。
この学会は、主に日本産の爬虫類と両棲類を対象に、分類や生態などを研究している方々が研究成果を発表する場です。
実は2年前に、当プロジェクトのK谷さんが、ダルマガエルの引っ越し作戦についてポスター発表をしています。
今年の開催場所は岡山理科大学で、プロジェクトとしては近場での開催となり、ありがたかったです。
学会の受付前には巨大なオオサンショウウオが!
今年も同じくポスター発表をしましたが、今回は張り切って2題発表しました!
ポスター会場の雰囲気はこんな感じです。
さて、当プロジェクトの発表について、
1題目は、「平成30年7月西日本豪雨後の倉敷市真備地区におけるナゴヤダルマガエルの分布」です。
昨年の西日本豪雨被害は記憶に新しいですが、それによって、真備地区におけるダルマの分布状況がどう変わったのかを調べた内容で、N島君とK本さんが発表しました。
2題目は、「ナゴヤダルマガエル保全圃場における越冬個体の観察事例」です。
昨年からダル研部が行っているPITタグ調査で観察できた、越冬期におけるダルマガエルの利用環境や行動について発表しました。
「カエル類の越冬については情報が少ないから興味深い!」と言って下さる方もおり、うれしかったのですが・・・
「地温は測ってないの?」
「掘り起こしたことによる影響はないの?」
といったような、きわどい質問も飛び交い、しどろもどろな回答を返してしまう場面もありました。
もっと質問対策をしておけばよかったです・・・
他には、ニホンイシガメに発信器を付けて行動を追跡するという、PITタグ調査に似ている発表や、ネットオークションにおける両生類の販売状況といった変わった発表もあり、面白い情報がたくさん聞けました。
今回の学会発表をするにあたり、調査やポスター作りにご協力いただいた方々には感謝申し上げます。