「産卵!」R5.0613_里親報告その①


令和5年6月13日(火)

保護・飼育を担当しているキジトラ😺/です。

ダルマガエル「産卵」したので報告します。

大野学区では生息環境の悪化などから「ダルマガエルが激減しています」💧

そのため、繁殖時期にペアを捕獲して産卵を促し、「オタマジャクシをプロジェクトのみんなで育てて放流する運動」を昨年度から行っています。

今年は5/30の雨の後に学区内の田んぼでペアを捕獲しました。

♀ ダルマペア ♂

大きめの衣装ケースで水場と陸域をつくって飼育し、自然産卵を待ちます。

ペア飼育の様子

昨年は捕獲した翌日に自然産卵してくれましたが、今年は産卵してくれません。

精をつけてもらうため、5日おきにミミズを掘ってペアに沢山与えました。

好物のミミズを奪い合うペア

捕獲から13日目の6/11には抱接」が確認されましたが、産卵には至りません...。

抱接するペア

そのため、6/12に本プロジェクトの「I先生」にお願いしてペアに「下垂体(ホルモン)」を投与して頂き、産卵を促すことにしました。

下垂体

皮下に下垂体を投与するI先生

 

そして翌日の6/13日........ついに「産卵」\😹/

6/13 産卵した卵

卵の数はおよそ1,500個です。

6/14の卵の状況

早速、この卵の「里親」をプロジェクトメンバーに募集しました。

激減した大野のダルマガエルの行方は、この卵に託されているかもしれません・・・。

 

そして、この卵から何匹の子ガエルが育つか?里親の皆さんの愛情に託されています。

「皆さんで大切に育てていきましょう!」

 

飼育の様子について、また報告します...🐈...