第1回(7.05)定期除草

こんばんわ!
田ん活部副部長た~だです。

今日はダルマガエル保全水田(ダルたん)の第1回定期除草の日でした。
今日行った作業は

・田んぼの除草(参加者全員)
・稲苗の植え継ぎ(田ん活部)
要注意外来生物であるスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の駆除(参加者全員)  
・オタマジャクシの観察      

でした。

まずはダルたんを見ていただきましょう。

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草が目立ちますね!
作業としては手で草を抜いたり、鎌を使って草を刈ったりしました。
あまり草を刈りすぎるとダルマガエルの隠れ場所がなくなるので、そこは注意しながら刈っていきました。


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先ほども述べた通り、溝の際は草を残しながら・・・

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仕事終わりの方、仕事途中の方、岡山理大生、今日は多くの方が来られました。


続いて田んぼの方を見ていきましょう。
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田ん活部部長のK本さん指導の下、田ん活部(岡山理大生)が稲苗の植え継ぎをやっています。
学生2人共、先日の田植えが始めて。
しかし、よく頑張ってくれています。

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稲苗の生長が遅れるものがでてきたり、またはスクミリンゴガイに葉を食べられて苗が弱ったりしたものがでていましたのでこれらの所には稲苗を継ぎ足しました。



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時間が経ってくると、こんな景色を見ることも。

それから上記の作業と同時並行で、スクミリンゴガイの駆除も行いました。
駆除といってもスクミリンゴガイを見つけたら、ひたすら拾って集める作業です。
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参加者全員で拾いました。
この文章の下には、スクミリンゴガイを拾って集めた写真があります。
苦手な方は、サッとスクロールされた方がいいかもしれません・・・





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バケツ一杯になりました。
想像しにくいかもしれませんが田んぼにこれだけいるんですね、私も驚きました。
よく見るスクミリンゴガイ、世界の侵略的外来種ワースト100リスト,日本の侵略的外来種100リストに入っているそうです。

カエルへの影響はどうなんでしょうか?
カエルを食べることはないでしょうが、オタマジャクシは・・・
よく分かりません。

さてダルマガエルはというと・・・
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刈った草は、少し溝(水域)に入れるようにしました。
すると、早速ダルマガエルが前脚を草にひっかけるようにして浮いていました。
それも複数のダルマガエルが!

そういえば、こんな過去がありました。
前回(6/7)の畦・溝作りの時K本さんが藁を少し入れておくと、翌日カエルの卵塊が数カ所で確認されました。
それも藁に絡みつけるような卵塊

明日この草に卵塊があるかどうか、要チェックです。



除草が一段落したところで、中締め
自分の作業が終わった人から、オタマジャクシの観察を行いました。
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調査・研究班の伊藤先生と西さんです。
結果はニホンアマガエルとヌマガエルのオタマジャクシが観察できました。
しかし、ダルマガエルのオタマジャクシは確認できず・・・
つまりダルたんでは繁殖をしていない!?

いえ、そういうわけではありません。
カエルのオタマジャクシは同定が難しいです。
オタマジャクシは成長が進むにつれて、それぞれの種の特徴が現れてきます。

今回捕ったオタマジャクシが全てヌマガエルとアマガエルだったのか、それともオタマジャクシにダルマガエルの特徴がまだ現れていないだけだったのかもしれません。
今後、ダルたんでのオタマジャクシの調査を行っていく必要があります。

オタマジャクシ観察終えたあと、残っていた人で集合写真。
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この写真は、除草のあと行ったオタマジャクシ観察会後の写真です。
除草が終わったあとの中締めの時に、写真を撮るのを忘れてしまいました(泣)
除草を手伝っていただきながら、写っていない方が多数おられます。


定期除草がどのような感じか、伝わったでしょうか?
 このような感じで、楽しく定期除草は進めてまいります。
第2回定期除草も皆様、どうぞよろしくお願いします。

尚、定期除草は誰でも参加可能+手伝っていただける方募集中ですので、ぜひぜひお越しください。