8月1日、ダルたんナイト! 開催しました。
参加者は全員で38人、ほとんどがプロジェクトのメンバーでした。
普段のイベントと比べると少なかったですね。
岡山の花火大会と日時がバッティングしていましたし、あとから知ったのですが、J2のファジアーノの試合もあったようで、、、まあ仕方がないと思いましょう。
さあ、イベントのメインは、外来種駆除と田んぼの生き物観察会。
手頃な水場には、子供が寄って集って採集…
8/1は水田の中干し期の後半にあたります。
できるだけ水を涸らさないようにしているダルたんでも、水位が低下していて、その分泥の割合が高くなっています。
とくに子供は泥んこになります。
何か捕れたかな?
当たり前ですが、子供によって捕りたい生き物が違っていました。
こちらのお願いしたとおり、ジャンボタニシを大量に捕ってくれる子、
ザリガニばかり集める子、
魚をたくさん捕ってきてくれる子、
田んぼに入りたがらない子、
(その代わりトンボが好きみたいで、ウスバキトンボを捕ってプレゼントしました)
など。
こうして集めた生き物を、みんなで観察。
カエルの見分け方や鳴き声、外来種についてなど。
そして捕れた生き物は、
小さいのは、今年生まれの幼体です。
ダルたんやその周りで、ダルマガエルが繁殖できている証拠です。
これらは、事前にダル研部で捕っていたものがほとんどです。
ダル研部も何気に調査をがんばっています。
カエルはほかに、ヌマガエル、ツチガエル、アマガエル。
トノサマガエルやウシガエルは捕れず。
カエルはオタマジャクシも各種捕れました。
魚では、メダカ、フナ類、ドジョウ。
メダカは環境省の絶滅危惧Ⅱ類です。
ドジョウもついに情報不足(環境省)。
これらは岡山の水田地帯にはまだ普通にたくさんいます。
ナマズやコイも田んぼに上がってきて産卵するのですが、ダルたんでは見たことがないです。
エビや貝では、
ジャンボタニシの量は半端ではありません。
これだけ捕っても、まだまだ田んぼにはたくさんいます。
ちょっと減ったかな?
というくらいでしょう。
ほんとに、ジャンボタニシはやっかいです。
そのほか、コガムシ、ヒメガムシ、ハイイロゲンゴロウなどの昆虫。
昆虫といえば、試しにライトトラップをしてみました。
こういうやつです。
ライトの光を白い布に当て、集まる夜行性の昆虫類を採集するものです。
ちなみに光は昆虫がよく利用する紫外線等(ブラックライト)です。
残念ながら、イベントの中では虫がほとんど来ませんでした。
みなさんが帰った頃になって、やっと集まりだしました。
やはり虫が集まり出すのは、時間的に夜8時以降ですね。
黒い大きめの虫が、コガムシです。
実はこいつも情報不足(環境省)。
メダカやドジョウと同じく、岡山にはたくさんいます。
以上、田んぼの生き物でした。
田植えイベントの時にも生き物を捕まえて観察しますが、じっくりと見たり説明したりする時間はありません。
なので、たまにはこうした観察会もよいと思います。
今後も開催するとすれば、時期設定が課題だと思います。
あいにく8月に入ってしまうと、オタマジャクシがあまり残っていません。
カエルの鳴き声も聞こえませんでした。
(CDを流しましたが、コールバック失敗)
花火ともかぶります。
かといって7月も忙しいし…
…また来年考えましょう。
ダルたんでの活動は、今後も草刈り、調査などまだまだ続きます。
ちなみに草刈りは、前日に田ん活部が頑張ってしてくれていたので、イベントの中では省略できました。
ありがとうございます。
そうした活動についても、紹介していければと思います。
ダルたんナイト!
お疲れ様でした!
ありがとうございました!!