更新がおろそかになっていてすみません。
前回の稲刈りの告知のあと、大野幼稚園の稲刈り、稲刈りイベント本番、そして大野小学校の地域ふれあいの会など、イベントが進んでいます。
今日は、10月17日に開催した稲刈りイベントの様子を。
稲刈り日和な、いい天気が続いていました。
参加者は、私たちスタッフを含めて60人。
今までの稲刈りの中で、一番多くの人が集まったと思います。
今回は、大野小学校の3年生が6人だったかな?
来てくださいました。
ありがたいことです!
さて稲刈りのほう。
まず、みんなでカマを使って手刈りをします。
今回は田ん活部の I くんが、稲刈りの指導係を担当。
一通りレクチャーを受けてから、いざ、田んぼへ。
サクリサクリと、稲を刈るときの独特の感触を味わいました。
黄金色の稲穂の中に、無邪気な子供の姿が映えます。
今回は人数が多いだけに、あっという間にここまで刈れました。
でもさすがに全部刈るのは、大変だし時間がかかりすぎるので、
予めスタンバってくださっていたNさんがコンバインで登場。
毎年のように紹介していますが、このコンバイン、①稲の刈り取り、②脱穀、③稲わらの裁断まで、動きながら同時にこなすというハイパーマシンです。
しまいには、脱穀された籾の状態のお米を、きれいに吐き出してくれます。
受け止める田ん活部の1年生。
彼らも貴重な体験ができたのではないでしょうか?
刈り取りにだいぶ目処が立ってきたところで、子供たちにはコンバインの試乗サービス!
子供たちにはなかなかできない体験、そして親にとってはシャッターチャンスです。
コンバインに順番待ちの行列ができるほどでした。
コンバインが活躍をはじめたころ、ほかの人たちには、カエルの採集をしてもらいました。
もう冬眠時期が迫っているので、田んぼでカエルを捕まえられるのは最後のチャンスです。
ダルたんでは、ダルマガエルがあまり繁殖してくれていないのが大きな問題になっています。
しかしこの時期には、今年繁殖した小さなダルマガエルがわりとたくさん見られます。
周りの水田の稲刈りが進む中で、草地や水場が残っているダルたんに集まってきているのだと思われます。
この日は、60頭以上のダルマガエルが集まりました。
稲刈りとカエル採集が落ち着いたところで、ご飯の差し入れ。
昨年にダルたんで収穫したお米がまだ残っていたので、この日のために炊きだしておきました。
ラップを使って握ったり、カエルの型枠にはめ込んでカエルおにぎりにしたり。
そして一方では、ダルまめ部が枝豆を調理。
ダルたんの畦で、この春から植えて、丹精込めて育てた・・・いや、ほとんど放置状態でも元気に育ってくれた枝豆。
この朝にもいだ豆を、その場でゆでて塩で味付け。
野菜は新鮮なのがうまいです。
こちらも大量にあったのが、全部なくなりました。
そうこうしているうちに、あっという間に終了予定の12時半が来てしまいました。
大野小学校の3年生たちも、けっこう楽しんでくれたみたいです。
肝心の総合学習のための質問なども忘れちゃうほど、稲刈りやカエル捕りに熱中していました。
またの機会に、ちゃんと学習しましょうね。
いや、ひょっとすると、会話や文字による学習よりも価値のある体験ができたのかもしれません。
収穫できたお米は、この時点でざっと300kg弱ほど?
また籾の状態なので、これから乾燥させて籾摺りをします。
実は現在玄米の状態までできており、235kgになったそうです。
これをまた、収穫祭などでみんなで食べていきます。
おかげさまで、今年もたっぷりと収穫できました。
田んぼを管理してくれた田ん活部をはじめとした皆さん、お疲れ様でした。
そして、立派なお米が収穫できて、おめでとう!
秋空の下、よい活動ができました。
(コカ・コーラさんが差し入れてくださったドリンク)