今日は雪が降っています。
もうすぐ2月ですが、あえてひとこと。
新年あけましておめでとうございます。
ブログをさぼっていて本当にすみません…
さて、タイトルにありますように、 「日本爬虫両棲類学会」 に参加してきました。
もう去年の11月のことです…
学会というものは、たいてい年1回みんなが集まって発表会をします(「大会」とよびます)。
今年の両爬学会の大会は、第56回。
場所は熊本大学でした。
学会エントランスに鎮座するオオサンショウウオ。
両爬学会には今まで何度か参加したことはありますが、今年はついに、
ポスター発表 をしました。
「事例報告」程度の内容でしたが。
両爬学会は、サンショウウオやカエルやらカメやらヘビやらを対象に、
主に分類(形態、遺伝子)や生態(繁殖活動、行動域など)を研究している人々の集まりです。
その意味では、私たちのポスターはこの学会の中ではちょっと異色の発表であったと思われます。
写真のように、一部の方には興味を持って聞いていただけました。
個体群がピンチになったら、「里親」を募集して飼育して(あるいは増やして)もらえばいいのではないか、
ダルたんに植えるお米を「古代米」にしたら話題性がアップするのではないか、というような意見をいただきました。
その他にも、サンショウウオの新しい分類、ヒダサンショウウオの産卵行動、最近外来種問題として話題のミシシッピアカミミガメ関連、さらには新たな生息地が増えているアフリカツメガエルのお話など、面白い情報がたくさん聞けました。
ダルマガエルに関する発表がほかに無かったのが少し残念でした。
岡山のダルマガエルについても「事例報告」にとどまらず、もう少し生態的な知見を発表できたらいいな、と思いつつ、そのためには現状では全然努力不足であるということにも反省した学会でした。