令和5年5月20日(土)
保護・飼育を担当しているキジトラ😺/です。
ダルたんで「モニタリング」を行ったので報告します。
①モニタリング結果
ダルたんには、ギシギシやカズノコグサ、キツネノボタン、コオニタビラコ(春の七草)、ハハコグサ(ゴギョウ:春の七草)、スズメノテッポウ等、水田や畔でなじみの植物が生育していました。高台には、ダルマガエルが越冬や隠れやすいように設置した板と藁(わら)で覆った環境が保持されていました。
また、 ダルマガエルのエサ生物も沢山確認されました。
そして、肝心のダルマガエルも見つかりました。
鳴き声が1箇所 🐸/
幼体が11個体 🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸🐸/ でした。
昨年、卵から育てて放流した子供たちに再び会えてとってもうれしいです。😻
今後も大切に育てて行こうと思います。
②生息場管理
今回の管理は、ダルマガエルの生活環を考慮して、周りの水田の管理ごよみと同じように、除草、耕起などの田ごしらえがメインです。
表面の草を刈り、固まった表土をスコップで耕転しながら刈り草や藁(わら)をすきこみました。
また、湿気を保ち、ダルマガエルが隠れやすいように表面にも藁(わら)を敷きました。
さらに水場も少し作ってみました。
子どもたちが早速、利用してくれています。
今回の作業はこれで終了です。
周辺の田んぼでは、苗床の準備が始まっています。6/10頃には田植えが行われます。
ダルたんにも水が入って田んぼシーズンが始まります。
次回は6月中旬に田植えや生息場管理を行う予定です。
大野のダルマガエルの生息数は近年、激減しており、生息場の管理も大変ですが、今年もがんばって活動して行こうと思います。😼/
今後とも、保全活動へのご理解の方、よろしくお願いいたします。