先日のダルたんでの稲刈りイベントの際、みんなでカエルを捕まえました。
ダルたんでは、もちろん、ダルマガエルの数に注目しています。
この日に集まったダルマガエルは、23個体。
そのうち11個体が、今年生まれの可能性の高い4cm以下の小型のダルマガエルでした。
この時期は、6,7月に生まれて成体になったばかりの小型の個体の割合が高くなります。
今年は少しばかりながらも、ダルたんの中で卵や幼生を確認しており、確実に繁殖できていたのが分かっていたので、小さいのがもっといるかと思っていたのですが。
繁殖したといっても、やはりたいした数ではなかったのかもしれません。
あるいは、
繁殖してこれまでに、何か問題があって減ってしまったのか?
周りの水田の繁殖が少なかったのか?
もう涼しくなったので隠れてしまった個体が多いのか?
どれも可能性がありますが、これ、という理由は分かりません。
しいて言うなら、7月ころ、隣の水田でも幼生がいないかな、と歩いてみたのですが、ぜんぜんいませんでした。
例年は隣の水田でも幼体(今年生まれのカエル)がけっこういました。
つまり、繁殖していたはずなのです。
今年は、繁殖状況がちょっと違ったのかも?
とにかく、来年もまた田んぼでたくさん繁殖してほしいものです。
繁殖のことを考えると、こんな大きな個体が即戦力です。
ザ、ダルマガエルといった感じの見事にまんまるのカエルですね。
聞くところによると、メスの成体は、この時期にすでに来年生むための卵をお腹に持っているとか。
ちなみにこの子が持っているのはオス。
来年も頼むよー
願いをこめてくれたかな?
こうしたカエルの繁殖や生息の状況は、整理してパネルにしたいと思います。
収穫祭ではみなさんにお見せできると思います。