ダルマガエル保全大作戦 -田植え

6月25日、イベント 「ダルマガエル保全大作戦」を行いました。
 
田植えと繁殖中のカエルなどの観察がメインの催しです。
 
 
今回は、我々スタッフを含め、100名もの方が参加してくださいました!
 
プロジェクトメンバーだけでなく、地元の大野小学校の児童さんなど地域の方も多かったので、とてもうれしかったです。
 
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天気は、直前までの雨の予報に反し、快晴!
 
しかも今年一番の暑さときました。
 
そして田んぼには、水が満々とある状態でした。
大野地域では、5と10の日は水路の水を堰上げして、田んぼに積極的に水を入れるようになっています。
なので、水路や隣の田んぼとの区別もつかないような状態です。
 
小さいお子さんには水と泥が深すぎるのではないかと、やや心配ではありました。
 
そんな中、みんな田んぼに突入です。
 
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友達と手をつないで、恐る恐る入る子も。
 
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初めて田んぼに入る人も多かったことでしょう。
最初女の子などからは、悲鳴があがったりしていました。
 
それだけ貴重な体験でもあるので、そのような機会を地元の子供たちに提供できるだけでも、開催者側としてはうれしいことです。
 
さて、田んぼに入り、一列に並んで、苗を持ちます。
 
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田んぼリーダー河本さんの号令に従い、目印のヒモにそって、植えていきます。
 
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大人と子供をバランスよく並べて、いい調子で進んでいきます。
 
水の深さは、一応問題ないようですね。
 
 
あ、ところが、、、けっこうヒルがいまして・・・。
 
何人かは足に吸いつかれて、血を流していました。
何を隠そう飛び入り参加した私の息子も両足に一箇所ずつやられていました。
 
痛みはないし、血もやがて止まるので心配はないのですが、びっくりしたみなさん、ゴメンナサイ。
 
 
さて、一時間弱かかって、目標の分量の苗が植え終わりました。
 
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ひき続いて、子供たちを中心に、カエルなど田んぼの生き物の採集と観察です。
 
みな手に手にタモ網を持って、溝の周りで生き物採集です。
 
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いつもなら溝に生き物が集まっているので、溝まわりで簡単にカエルやオタマジャクシなどが採れるのですが、水位の高い今回は、全体に生き物が散らばってしまっていて、苦戦気味です。
 
それでも、ダルマガエルの成体はたくさんいました。
 
ダルマガエルと記念写真。
ちょっとびびってますか?
 
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ダルマガエルのほか、ツチガエル、トノサマガエル、ヌマガエル、フナの稚魚、コオイムシ、コガムシなどがたくさん採れました。
 
シマヘビは意外な人気で、子供だけでなく一部の女性にも興味津々でタッチされていました。
 
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このあと、スタッフで捕まえたカエルの計測をして、田んぼに逃がしました。
 
 
そしてこちらはお絵かきです。
 
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さきほどのダルマと記念写真の子、キュートなカエルを描いてくれました。
 
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田んぼでの催しが一段落し、受付会場へ戻ると、お茶とおにぎりが振舞われました。
 
おにぎりは、昨年、この田んぼで今回のように田植えをし、収穫したお米で作ったものです。
 
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普通に握ってあるものだけでなく、握る前の炊いたお米と、例の「カエルおにぎり」の型枠を用意しました。
 
自分でカエルおにぎりを作ってもらえるようにしたところ、結構喜んでもらえたようです。
あれよあれよという間に一升のお米が無くなりました。
 
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12時前には終わることができました。
 
暑い中おつかれさま!
 
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最後に伊藤さんからのダルマガエルの解説と、景品のお菓子を配布して、終了です。
 
 
いったいどれだけの人に参加してもらえるのか、天気は大丈夫か、などと始まる前はいつも心配になります。
 
でも、今回はとくに地元の方やお子さんが多く、賑やかになりました。
とても良いイベントになったと、うれしく思っています。
 
 
土地を提供してくれている地権者さま、代掻きなどの準備をしてくれた藤沢さん、飲み物やお菓子を提供してくださった出店企業のみなさま、そして、暑い中田植えをがんばってくれイベントを盛り上げてくれた参加者のみなさま、どうもありがとうございました!
お疲れ様でした!
 
 
また、田んぼの収穫祭で会いましょう。
 
可能な方は、除草作業や稲刈りにもきてください。
田んぼとダルマガエルが待ってます!
 
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P.S. 
受付にデジカメのバッテリがひとつ落ちていました。
心当たりのある方は、連絡ください。