ダルマガエル保護田んぼでは、イネがすくすく育っています。
旧保護田んぼで活動していた2007年から、毎年イネを育てていますが、
今年が一番生育状態がよく、イネの並びもきれいに栽培できていると思います。
一時期心配された、溝の水も、涸れずによく溜まった状態で維持されています。
下の写真には、ダルマガエルが潜んでいます。
どこにいるか分かりますか?
…答えは、真ん中左より。
水辺で、草の間に佇む姿。
カエルらしくて、良い生態写真が撮れました。
大野地区田んぼも、そろそろ中干しの時期です。
25日に、田んぼに水が入るかどうか。
水が入らなければ、中干し突入。
入ったとしても、たぶん中干し前最後の堰上げでしょう。
周りの田んぼは、まだ水を落とす気配があまりないような感じなので、最後の水入りがあるのではないでしょうか?
いずれにしろ、カエルをはじめ田んぼの生き物にとっては、これから水辺環境が大きく変化する時期になります。
とくに、保護田んぼの溝では、2週間ほどの中干し期でも、水場が維持されるのか?
中干し以降のカエルの成育場として、うまく機能するのかどうか、よく観察して検証する必要があります。
そのころには、ダルマガエルの幼体(上陸したての小さなカエル)が見られると思います。