収穫祭の続編がおそくなってしまいました。
なんとか、2014年中に報告したいと思います。
前回、受付から越冬中のダルマガエルの観察の様子までお知らせしました。
続きまして・・・
収穫祭名物、ワラを使ったしめ縄(リース)作りです。
今回はしめ縄隊長のK本さんが不在です。
代わってしめ縄作りの先生をしてくれたのが、田ん活部のT内くんとK田さんです。
まず、ワラを取ってそろえて、水に少し濡らして、木などで叩きます。
そうすることで、ワラがしなやかになって結びやすくなります。
準備ができると、座り込んで綯い(ない)始めます。
なぜ座るかというと、足も使うから。
片足を脱いで、足の指をつかって綯います。
T内、K田の両隊長代理が手取り足取り、八方からの質問に答えながら、頑張ってレクチャーしてくれました。
縄ができると、季節柄、クリスマスリースを意識した飾りつけをします。
松ぼっくり、ヒイラギの葉、リボンなどを、針金を使って思い思いのデザインに飾り付けます。
みなさんの作品を見てみましょう。
初めての人でも、上々の仕上がりですね。
時間をかけてこんなに凝ったリースもできました。
ハート型に成形された、完全なるリースですね。
あえて原材料のワラをうまく隠しています。
隊長代理たち、お疲れ様でした。
おかげさまで、みなさんにいいしめ縄(リース)が作ってもらえたと思います。
続きまして・・・
ダルたん米が炊けました!
いつも収穫祭で炊き出しをしてくださるHさん。
今回も釜と大なべを使って炊きだしてもらいました。
最初にできたのはお米。
お米はお釜で2回炊いてもらいました。
第1弾は、豆ごはん。
2弾めは普通の白ごはんでした。
今年もカエル型の木枠を使って、カエルおにぎりを作って食べます。
おにぎりの作品も見ていきましょう。
しかも、足つき。
足は梅干し、という発想の柔軟さ。
いいと思います。
お粥も炊けました。
中に入っているサツマイモは、Hさんが栽培されたもの。
おいしそうでしょう。
はいもちろんおいしかったです。
お米のサイトでも、理大生がお手伝いしてくれました。
お米は全部で7升半炊きました。
今年は参加者が多いかもなあ、と予想していたので、例年より1升半多くしました。
それでも1時間あまりで完食!
多めにしてちょうどよかったかもしれません。
私的にうれしかったのは、参加してくれたみなさんが、けっこう自前の食器を持ってきてくれていたこと。
おかげさまで、洗い物やゴミが少なくてすみました。
続きまして、最後に・・・
しめ縄作りの傍らでは、子供たちの段ボール遊び。
デパートなどによくあるキッズスペースの役割に近いですね。
段ボールとガムテープを置いておけば、子供たちが勝手に段ボールをばらして、つなぎ合わせて遊んでくれます。
段ボールハウスも出現!
なぜか大人もまじっていますが・・・
そしてコーナーの一角には、、、
これは何かというと、ミニシアター、です。
段ボールの天井の部分に小型のDVDプレーヤーを下向きに貼り付けています。
寝転んで段ボールに上半身を突っ込むと、暗がりの中で天井に映像が見られるというもの。
メンバーのNくんやI田くんに、その日の朝に現地施工してもらいました。
プロジェクトの活動をテレビで取り上げてくれた時の映像や、「これってESD!?」の動画を流しました。
落ち着いて見れたかどうか分かりませんが、何人かは楽しんでくれたのではないでしょうか?!
ちなみに、お開きのあいさつをした後も最後まで人が残るのが、たいていこの段ボールコーナーです。
いったん火のついた子供たちのエネルギーは、とどまるところを知りません・・・
そんなこんなで、今年の収穫祭も無事終わりました。
前回の更新で最初に書いた通り、天気がよくて、参加者も多かったのでとてもよかったです。
ダルたん米がおいしく食べられて、しめ縄作りを体験してもらって、越冬中のカエルや、クイズラリーでパネルも見てもらえて。
しかも田んぼですべてやるので、まさにダルたんづくしでした。
収穫祭は、これからもこのダルたんで続けていきたいと思います。
今後は地元の方にもっと参加してもらえるとありがたいですね。
あ、そういえば、、、
緑の人
忘れてましたね。
カエルが大好きな、Kさんご夫妻です。
カエルの帽子も、全身セーターも、手作りだそうです。
「おかやまカエルの会」という、カエル好きな人たちの集まりにいつも参加されている、
筋金入りのカエル好きなKさんでした。
収穫祭に参加されたみなさん、
準備に関わったみなさん、
開催に協力してくださった大野のみなさん、
ありがとうございました!
そして、よいお年を!!